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岡江久美子さん死亡の原因は免疫力低下ではなかった!?〜本当の原因はなに?【新型コロナ】

5月6日の日刊ゲンダイにおいて、亡くなった岡江久美子さんについて「かかりつけ医が証言・免疫力は下がっていなかった」という記事がありました。

新型コロナウイルスによる肺炎のため、4月23日に亡くなった岡江久美子さんですが、死因は乳がん治療による免疫力低下と言われています。

しかし岡江さんのかかりつけ医は、これに真っ向から異を唱えています。では本当の原因は何なんでしょうか?

記事の詳細内容について調べてみました。

【新型コロナ】岡江久美子さん、なぜ死亡?乳がん治療も要因か〜濃厚接触者や感染経路は?

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日刊ゲンダイの記事

岡江久美子さんの「かかりつけ医」が証言「免疫力は下がっていなかった」

63歳で新型コロナウイルスの犠牲になった女優の岡江久美子さん。
その際に原因として指摘されたのが、乳がん治療による免疫力低下だ。

これに真っ向から異を唱えているのが、岡江さんの「かかりつけ医」だった「昭和大学横浜市北部病院循環器センター長」で心臓外科医の南淵明宏氏だ。

「昨年末に初期の乳がん手術をし、1月末から2月半ばまで放射線治療を行い免疫力が低下していたのが重症化した原因かと思われます」と書かれてしました。
これに反論をしたわけですね。

がん治療と言ったって程度がありますし、また治療が終わった病気は持病とは言えないと思います。
国立がんセンターの乳がんの専門医も、一般論として岡江さん程度の放射線治療で免疫力低下は見られないとの見方していました。

岡江さんは本当に元気でした。
「乳がんの手術をしたけどぜんぜん大丈夫だったの」とニコニコしていました。

免疫力の低下って言いますが、免疫力って何ですか? しっかりした定義はありません。
ある人の現在の免疫力を測定することなどできません。

それに免疫、つまり体が防御しなければならない相手は何なんですか?
免疫力などという言葉はそういう漠然とした概念でしかないと思います。

岡江さんは普段から健康に非常に気を使っていて、勉強をしていました。
なのに岡江さんは4月3日に発熱し、自宅療養4日目の6日に急変。
すぐに緊急入院をしてICUで人工呼吸器を装着する治療を受けましたが、4月23日に亡くなられました。

南淵 言いたかったことは、「新型コロナウイルスに感染すると、直前まで元気だった人が突然死の淵に追いやられる! それほど怖い病気だ」ということです。

引用:日刊ゲンダイ

 

記事のポイントを要約すると、

  • 岡江さん程度の放射線治療では、免疫力低下は見られない
  • 乳がん手術後も岡江さんは元気だった
  • 「免疫力」の定義は曖昧で、測定は不可能

 

ということです。

今まで、岡江さんの死因については「乳がん治療による免疫力の低下が原因」との一言で語られていましたが、これに対して主治医の南淵さんは真っ向から反論しています。

南淵さんだけでなく、放射線治療が専門の中川恵一准教授(東大医学部附属病院放射線科)も次のように異を唱えています。

放射線治療医として見逃せないのは、その後のくだり。
放射線による免疫力の低下が重症化した原因ではないかという部分です。

詳しい経過が分からないので個人的推量の範囲ですが、一般的に言って乳がんの手術後の放射線治療で免疫力が大きく下がることはまずありません

 

では原因として、何が考えられるのか?

中川教授は、続いて次のように述べています。

ひとつは、放射線による肺炎です。
岡江さんのような乳がんの手術後の照射では、乳房に照射しまが、肺に当たるリスクがあり、まれに肺炎を起こすことがあるのです。

照射後数カ月以降に見られるものでその頻度も1~2%に過ぎませんが、放射線肺炎のときに新型コロナに感染すれば、重症化の恐れがあるかもしれません。
が、今回のケースでは可能性は高いとはいえないと思います。

もうひとつは、抗がん剤の可能性です。
岡江さんが抗がん剤治療を受けていたかどうか分からないので、あくまでも一般論としてお話しします。

乳がんの治療では、手術の前に抗がん剤で腫瘍を小さくしてから切除する方法があるほか、食道がんや子宮頚がんでは放射線と同時に抗がん剤を併用することも。
抗がん剤を使用していたとすれば、白血球の低下リスクは低くありません

放射線も抗がん剤も、通院で治療できます。
感染拡大の中、免疫力が低い状態で通院すると、感染リスクは高まるでしょう。

しかし、がん治療とは無関係に感染した可能性もあり、個人的にはそのシナリオを最も考えます。

引用:日刊ゲンダイ

 

要約すると、

  • 放射線による肺炎の可能性は低い
  • 抗がん剤の可能性が高いのでは?
  • 抗がん剤による白血球の低下リスクが考えられる
  • 免疫力が低い状態で通院すると感染リスクも高まる

 

ということです。

中川教授によると、「新型コロナウイルス」について、がん患者は抗がん剤治療後に特に注意しなければならないと警告しています。

遺伝子の経年劣化で、年齢とともにがん細胞が増えるばかりか、がん細胞は免疫を抑える働きもある

前述の中国の疾病管理予防センターの報告では、がん患者の致死率は5・6%
新型コロナの死亡者ががん患者で高いのも、高齢者に多いのも、免疫力の低下が原因といえるでしょう。

そのほか循環器病の人の致死率は10・5%、糖尿病は7・3%など、持病がある人の致死率が高いのも、免疫力低下が要因といえます。

その状況を踏まえると、十分な免疫力があれば、新型コロナは軽症で済み、軽い風邪のような症状で済むと考えてもいいでしょう。

 

つまり、「新型コロナウイルス」には十分な免疫力で乗り切るしかないということなのかもしれません。

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まとめ

以前の記事でも書きましたが、免疫系の働きが悪くなる要因としてストレス、栄養や睡眠の不足が知られています。

米疾病対策センターでは、ストレスや不安を感じている人には、

  • 栄養バランスのとれた食事
  • 十分な睡眠
  • 運動

を勧めています。

免疫学の大阪大の宮坂教授によると、免疫細胞は血管やリンパ管をいったりきたりするので、それを促進するために

  • ウォーキングやストレッチなどでゆっくり筋肉を動かす
  • お風呂などで体をあたためる
  • 食事はゆっくり食べる
  • 散歩に行く

がいいそうです。

中川教授が「十分な免疫力があれば、新型コロナは軽症で済み、軽い風邪のような症状で済む」と述べているように、まずは今までの生活習慣を見直して健康な体づくりをすることが最も重要なコロナ対策なのではないでしょうか。

 

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